長崎市に出張した際に、築200年の古民家がありますので見学してみませんかという
事で訪れてみました。先祖が戊辰戦争に出征した時の手紙や、引田屋と言う料亭が
幕末の頃にありましたが、当時の幕末の志士が家の前を通られたそうですと言う
話に幕末にタイムスリップしたような逸話ばかりでした。持ち主の方から、
「この建物は、色々な方から解体した方が良いと言われましたが、先祖代々大切に
していた建物です。何とか残せないかあちこちに相談したら長崎県古民家再生協会の方が
親身に話を聞いて頂いて、この建物を古民家再生協会に託すことにしました。」
家主の言葉にこちらが感動しました。長崎市に由緒ある建物がこれからも残っていくと思います。